口座振替の未回収を防ぐ方法
予防策と発生後の対策を徹底解説

公開日:2025年4月16日
最終更新日:2025年12月9日
サブスクリプションモデルや公共料金等
継続的な支払いが発生するサービスにおいて、
口座振替は
利用者にはお支払いの手間が最小限であり
事業者には確実な代金回収が見込めるというメリットがあります。
しかしながら、
口座振替においても未回収リスクを完全に排除することはできません。
本記事では、
口座振替サービスにおける未回収の主な原因、その予防策、
そして未回収が発生した場合の対応策について解説いたします。
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目次 ● 未回収発生の要因 |
未回収発生の要因

口座振替における未回収の要因として
「口座残高不足」は一般的によく認識されていますが、
実際にはその他にも多様な原因によって未回収が発生します。
① 登録口座情報の誤り
登録された口座情報と
引き落とし時の請求データにある口座情報が不一致である場合、
金融機関は該当口座を特定できず引き落としは実行できません。
こちらは主に利用者から取得した口座振替依頼書を事業者側のシステムへ登録する際の
人為的な誤入力に起因することで多く見られます。
● 正確な口座情報の取得徹底
利用者からの口座情報取得プロセスにおいて、確認を徹底することが重要です。
● 登録方法のデジタル化
紙媒体の依頼書から、webまたは端末による登録方式への移行は入力ミスの削減に寄与します。
● 多重チェック体制の構築
口座振替依頼書で取得した情報を登録する際には、複数担当者による目視確認を実施し精度を高めます。
● RPAの導入よる効率化
口座情報の登録業務にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入し、
入力の自動化と効率化を図り、チェック業務への人的リソース集中を可能にします。
② 金融機関の手続きが未完了
こちらも口座振替依頼書を使った口座登録時に発生する問題です。
利用者の口座情報登録が金融機関側で完了していない場合、
引き落としは「依頼書なし」として処理されてしまいます。
一般的に利用者からの口座振替依頼書は、
事業者が決済代行会社を経由して金融機関に提出され、
登録完了までに一定期間(通常1~2か月)を要します。
金融機関はこの期間に提出された依頼書の口座存在確認や、届出印との照合等を実施します。
この期間中に引き落とし請求を行った場合、未回収が発生してしまうのです。
●登録完了までの代替回収手段の準備をしておく
金融機関における口座情報の登録が完了するまでは
口座振替以外の決済手段(コンビニ払い、銀行振込等)を
利用者に案内することが有効です。
③ 口座の凍結・解約
頻度は低いものの
利用者の口座が一時期的または永続的に凍結・解約されている場合も、
口座振替は実行できません。
口座凍結とは一定の条件に該当した場合に、振込や引落し、引き出し等の取引が停止されることです。
不正利用の疑いによる利用者本人による窓口での手続きがあった場合や、
判断能力の低下・死亡などに伴う家族による手続きがあった際などに起こります。
また口座解約とは開設した口座契約を正式に終了し利用をできなくすることです。
これらの事象が発生後に引き落とし請求を行っても、エラーとして処理されてしまいます。
未回収発生が事業運営に及ぼす影響

前述の要因により未回収が発生した場合、
事業運営には以下のような影響が懸念されます。
資金繰りの不安定化
回収予定の代金が期日に入金されない場合、
事業者の資金繰りに支障が生じ、
一時的な借り入れなどが必要となる可能性があります。
督促業務の増大
未回収金を回収するためには、
引き落としができなかった利用者への連絡、
入金依頼等の督促業務が発生し業務負担が大きくなります。
督促業務はスピード感をもって行う必要があります。
迅速な対応により、未回収期間の長期化を防ぐことができるためです。
ただしその際、翌月に未回収分を合算して口座振替を行うことは
「未回収期間の延伸」「合計金額の増大による回収困難化」を招く必要があり、
注意が必要です。
未回収リスク発生時の最終的な対応策

予防をしていても未回収を完全にゼロにすることは難しいです。
未回収が発生してしまったときの対応策も検討しておきましょう。
① 速やかな連絡
未回収発生後は速やかに利用者へ連絡するのが良いでしょう。
その際は入金期日を明確にした上で
銀行振込やコンビニ払いによる支払いを依頼することが早期の未回収解消に繋がります。
② 回収体制の構築
このような未回収の発生を事前にある程度想定し、
仕入れ・支払いの運用計画を策定するとともに
督促方法や関連ツールを事前に準備しておくことが大切です。
また未回収の回収用に多用な支払手段を用意しておくことも未回収リスクの低減に有効です。
③ 振替案内の通知
引き落とし実行前に振替案内を通知することは
利用顧客の入金準備を促し
残高不足による未回収を抑制する効果が期待できます。
メールやSMS等による通知は比較的容易に実施可能です。
④ 専門家への委託
複数回の督促にもかかわらず回収が困難な場合は、
弁護士や債権回収業者(サービサー)への委託を検討することも有効な手段です。
専門家からの法的なアプローチは、
利用客の支払い意識を高める効果が期待できます。
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