口座振替で発生する5つの手数料を解説。
クレジットカードとの比較も

口座振替で発生する手数料

公開日:2024年10月16日
最終更新日:2025年11月13日

口座振替は単発のサービスや短期間での利用パターンは少なく、
ほとんどが長い期間の回収手段を想定され導入に至ります。

だからこそ導入前に「手数料」の平均額や役割を
しっかり押さえておきたい事業者が多いのではないでしょうか。

今回は、口座振替で発生する手数料について徹底解説します。
導入を検討している方は、是非ご一読ください。

目次

● 発生する手数料
  初期費用
  月額基本費用
  請求手数料
  振込手数料
  その他オプション
● クレジットカードとの比較
  決済手数料
  トランザクション料(与信料)
  売上処理料
● まとめ
● おすすめ『後払い.com 口座振替サービス』

 

発生する手数料

発生する手数料

口座振替の運用にあたっては主に、
①初期費用 ②月額基本費用 ③請求手数料 ④振込手数料 ⑤その他オプション費用
などが発生します。
この記事では1つ1つの手数料について詳しく解説していきます

初期費用

決済代行会社や銀行によってさまざまで0~10万円ほど。
0円で提示される場合も多くあります。

ポイント

口座振替は長く利用するものなので毎月かかるランニングコストで検討をすべきでしょう。
したがって初期費用で悩むことは得策ではありません。

月額基本費用

決済代行会社や銀行によってさまざまで0~高くても1万円ほど
0円で提示する会社も多くあります。

ポイント

請求件数が少ない場合はこの基本料金は重要な検討要素になりますが、
月間請求件数が1,000件を超えるような場合はこの月額基本費用よりも請求手数料が大切です。

請求手数料

1件の請求にかかる手数料のことです。
これは振替(引き落とし)ができたものではなく、
請求した段階でかかるもので引き落としができても・できなくてもかかる費用です。

平均金額は
銀行と直接契約の場合、
自治体や税金の利用で20~50円程度
民間企業の利用で100円前後

決済代行会社と契約の場合、
50円を下回ることはなく60~高くても150円前後

ポイント

銀行と異なり決済代行会社は「請求業務」が本業のため、
少ない件数で安価な手数料を提示することはありません。
一方で、月間請求件数が10,000件を超えるような場合はボリュームディスカウントがききます。

振込手数料

振替(引き落とし)した回収金を事業者に振り込む際に、金融機関でかかる手数料のことです。
500円前後ですがこの費用は決済代行会社が負担する場合もあり、
月額基本費用の中に含まれていることが多いです。

ポイント

大きな負担にはならないのでサービスを検討するにあたっては重要なものではありません。

その他オプション費用

依頼書をペーパーレスにする、
回収金を早期振込にし通常よりも早く資金化する
などのオプションを申し込む場合にはもちろんここまで書いたもの以外の手数料も発生します。

クレジットカードとの比較

クレジットカードとの比較

継続的にサービス・ものを提供する事業者は、
クレジットカードと口座振替をメインの回収手段として検討されることが多くあります。
そこでこちらでは、
クレジットカードの手数料との比較も行ってみます。

初期費用と月額基本費用は
クレジットカードでも口座振替と同じような価格設定であることが多いです。

決済手数料

カード決済を利用した金額全体に対して3%前後
業種・商材・販売形態によってテーブルが分かれます。

トランザクション料(与信料)

カード決済を行った際に、
「カード枠の中に納まっているか」「使用できるカードか」
などの確認を行う際に1取引毎に発生する手数料のことです。

平均金額は、
対面で利用者から直接カードを受け取る場合で、無料なことが大半です。
ネットショッピングや通信販売尾の場合で、数~10円ほどです。

売上処理料

カード会社(決済代行会社)に売上を確定させる際に
1件あたりにかかる手数料のことです。

平均金額は、
対面で利用者から直接カードを受け取る場合で、無料なことが大半です。
ネットショッピングや通信販売尾の場合で、数~10円ほどです。

まとめ

口座振替とクレジットカードの手数料比較まとめ

口座振替サービス

口座振替は月間請求件数が数十件程度であれば、
請求手数料よりも月額基本費用が重要な検討要素になります。
一方、数千件以上を予定している場合は、
請求手数料が最も重要な検討ポイントになると言えるでしょう。

ただし、手数料だけで口座振替サービスを比較するのは危険です。
口座振替は決済代行会社によって、
振替日の違い や 請求・回収金の振込スケジュールの違い、
オプションの有無など運用が異なります。
運用に寄り添ったものか否かもしっかり見極めましょう。

クレジットカード

口座振替は決まった金額の手数料であるのに対し、
クレジットカードは1取引の金額に対して割合(%)で手数料がかかるため金額は変動します。
1取引単価が5,000円以上になると、
口座振替よりもクレジットカードの方が高くなる可能性があります。
取引単価によってクレジットカードと口座振替を使い分けるか、
導入の選択をすることをお勧めします。

決済方法や決済代行会社の選択には
1社だけでの検討ではなく、
必ず複数社のお見積りの中から比較検討することをおすすめします。

おすすめ『後払い.com 口座振替サービス』

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口座振替は、継続的な課金サービスで有効な決済手段の1つです。
利用者が自ら支払いに行く他の支払方法よりも回収率が高く利便性に優れています。

一方で口座振替の運用にあたっては手間や時間がかかってしまう場面がたくさんあります。
口座振替の利用者が多い場合は決済代行会社を利用する方が良いでしょう。

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また当社はコンビニ後払いサービスも提供しているので、
口座振替での引き落としが難しい場合にはスムーズに他の回収手段を提供することができます。
決済業務の効率化にぜひ、「後払い.com 口座振替サービス」をご検討ください。

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